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入門ガイド

Claude Codeコマンド解説

Claude Codeのコマンドとは?3つの操作体系を理解しよう

Claude Codeは、Anthropicが提供するAIコーディングツールです。ターミナルから起動し、コードの調査、編集、テスト、レビューなどを自然言語で依頼できます。

操作方法は、大きく3つに分けて考えるとわかりやすくなります。

第1層:スラッシュコマンド

Claude Codeのセッション中に、入力欄で/から始めて実行するコマンドです。

モデルの切り替え、コンテキストの確認、会話の圧縮、設定変更、コードレビューなどに使用します。入力欄で/を入力すると、その環境で利用できるコマンドを確認できます。

第2層:CLIコマンド・フラグ

ターミナルでclaudeを実行するときに指定します。

非対話での実行、過去のセッションの再開、使用モデルや権限モードの指定など、主にセッション開始時の動作を設定します。

第3層:キーボードショートカット

セッション中の中断、履歴の呼び出し、権限モードの切り替えなどを、キーボードだけで素早く操作できます。

利用できるキーはOSやターミナルによって異なる場合があります。

最初に覚えたいスラッシュコマンド10選

/help:利用できるコマンドを確認する

ヘルプと、その環境で利用できるコマンドを表示します。

Claude Codeは継続的に更新されているため、記事の一覧を暗記するよりも、迷ったときに/help/メニューを確認する方が確実です。

/clear:新しいタスクへ切り替える

現在の会話をクリアし、同じプロジェクトで新しいタスクを始めます。プロジェクトのメモリは保持されます。

前の作業と関係のないタスクへ移るときに便利です。

/compact:会話を要約してコンテキストを空ける

ここまでの会話を要約し、コンテキストの空き容量を増やします。

残したい情報がある場合は、次のように要約方針を追加できます。

/compact エラーハンドリングの方針と未完了タスクを残す

固定の使用率で実行するのではなく、/contextで状況を確認して判断するのがおすすめです。

/context:コンテキスト使用状況を確認する

現在のコンテキスト使用状況をカラーグリッドで表示します。

ツール、メモリ、会話などのうち、どの要素が容量を使っているかを確認できます。詳しい内訳を見たい場合は/context allを使用します。

/plan:変更前に計画を立てる

Plan Modeへ切り替え、実装前に調査や計画を行います。

複数ファイルを変更する場合や、既存機能への影響が大きい作業で、実装方針を先に確認したいときに役立ちます。

/code-review/review:変更をレビューする

/code-reviewは、コードの変更内容から正確性に関わる問題を確認するためのスキルです。

/reviewは、現在のセッションでプルリクエストをレビューするときに使用します。単純な未コミット変更の確認と、PRレビューでは目的が異なるため、使い分けましょう。

/memory:プロジェクトの前提を管理する

CLAUDE.mdなどのメモリファイルを編集し、自動メモリの設定や保存内容を確認します。

使用言語、テストコマンド、編集時の注意点などを書いておくと、セッションごとに同じ説明を繰り返す手間を減らせます。

/cost/usage:利用状況を確認する

/cost/usageのエイリアスです。

表示される内容は、API利用かサブスクリプション利用かなど、実行環境によって異なります。費用や利用量を確認したいときに使用します。

/model:モデルを切り替える

使用するモデルを選択し、新しいセッションのデフォルトとして保存できます。

利用できるモデルは契約内容や環境によって異なります。速度を優先する作業、慎重な推論が必要な作業など、目的に応じて選択しましょう。

/batch:大規模な変更を分割して進める

コードベース全体にまたがる変更を独立した作業単位に分け、複数のバックグラウンドサブエージェントで進めるバンドルスキルです。

各作業は分離されたgit worktreeで実行されます。gitリポジトリが必要で、実行前に提示される計画の確認も重要です。

CLIコマンド・フラグ早見表

コマンド説明主な使いどころ
claude対話セッションを開始通常の作業
claude "質問"最初の依頼を付けて開始作業内容が決まっているとき
claude -p "質問"非対話で回答を出力して終了スクリプト・自動化
claude -c現在のディレクトリの直近セッションを再開前回の続き
claude -r "名前またはID"指定したセッションを再開特定の会話へ戻る
claude --model sonnet使用モデルを指定して開始モデルを固定したいとき
claude --permission-mode planPlan Modeで開始実装前に調査したいとき
claude updateClaude Codeを更新最新版への更新
claude mcpMCPサーバーを設定外部サービスとの連携

-pは、ファイルの内容をパイプで渡すこともできます。

cat file.txt | claude -p "このファイルを要約してください"

キーボードショートカット早見表

キー動作
Esc現在の応答やツール実行を中断
Shift+Tab利用可能な権限モードを切り替え
/ カーソル移動または入力履歴の呼び出し
Ctrl+C実行中の処理を中断、待機中は入力をクリア
Ctrl+DClaude Codeを終了
Ctrl+Rコマンド履歴を検索
Ctrl+O詳細なツール実行表示を切り替え
Ctrl+Bタスクをバックグラウンドへ移動

ターミナルやOSによってキーの挙動が異なる場合があります。実際の環境で表示されるヘルプも確認してください。

↑ 【画像3: CLIフラグ・ショートカット完全リファレンス(claude-cmd-note-steps.pdf)をここに挿入】

カスタムコマンドからSkillsへ

繰り返し使う手順は、Claude CodeのSkillsとして保存できます。

現在はSKILL.mdを使う方法が推奨されています。

# 個人用
~/.claude/skills/<skill-name>/SKILL.md

# プロジェクト共有用
.claude/skills/<skill-name>/SKILL.md

従来の~/.claude/commands/.claude/commands/にあるMarkdownファイルも引き続き利用できますが、カスタムコマンドはSkillsへ統合されています。

Skillsでは、関連ファイルを同じフォルダで管理したり、説明文を基にClaudeへ自動選択させたりできます。

MCP連携で外部ツールとつなぐ

MCP(Model Context Protocol)を使うと、Claude Codeから外部のデータベース、API、業務ツールなどへ接続できます。

例えば、リモートHTTPサーバーは次の形式で追加します。

claude mcp add --transport http <> <URL>

ローカルで動作するstdioサーバーを登録することもできます。接続方法はMCPサーバーごとに異なるため、提供元の公式手順を確認してください。

外部の情報を読み取るMCPサーバーには、プロンプトインジェクションなどのリスクがあります。信頼できる提供元か確認し、必要最小限の権限で接続しましょう。

山梨 AI人材がClaude Codeを活かせる場面

Claude Codeは、ソフトウェア開発会社だけのツールではありません。山梨県内の企業や個人事業主、地域団体でも、Webサイトや日常業務の改善に活用できます。

例えば、次のような使い方が考えられます。

  • 観光施設や店舗のWebサイトを修正する
  • イベント申込フォームの不具合を調査する
  • 商品情報や顧客データを処理する社内ツールを作る
  • 定型的な集計作業を自動化する
  • 既存システムのコードを調査し、改善案をまとめる
  • 地域プロジェクトのWebページを更新する

ただし、Claude Codeはファイル編集やコマンド実行を行えるため、使用前に対象フォルダと権限を確認する必要があります。

本番環境へ直接変更を加えず、gitで変更履歴を管理し、テストや人によるレビューを行ってから反映する運用がおすすめです。

よくある質問

Q. /helpに記事内のコマンドが表示されません

利用できるコマンドは、Claude Codeのバージョン、プラン、OS、実行環境によって異なります。まずClaude Codeを更新し、その環境の/helpと公式ドキュメントを確認してください。

Q. /compact/clearの違いは何ですか?

/compactは、それまでの会話を要約して作業を継続するためのコマンドです。

/clearは、現在の会話をクリアして新しいタスクを始めるときに使用します。続きの作業には/compact、別の作業への切り替えには/clearが向いています。

Q. 作成したSkillが認識されません

フォルダ名、SKILL.mdのファイル名、YAMLフロントマターを確認してください。セッション中に追加・変更した場合は、/reload-skillsで再読み込みできます。

Q. claude -pはどこで使いますか?

シェルスクリプトやCI/CDなど、対話画面を開かずに処理したい場合に使用します。

自動化で利用するときは、権限、出力形式、最大実行回数、予算上限なども確認しましょう。

Q. /memoryで編集した内容はどこに保存されますか?

/memoryを実行すると、利用可能なメモリファイルや自動メモリを確認・編集できます。

チームで共有したい開発ルールは、プロジェクト内のCLAUDE.mdをgitで管理する方法がわかりやすいでしょう。個人用の情報や秘密情報を誤ってコミットしないよう注意してください。

まとめ:最初に覚えるコマンドは6つで十分

山梨 AI人材の育成では、知識だけでなく実際の課題で試す経験が重要です。

Claude Codeには多くのコマンドがありますが、最初からすべてを覚える必要はありません。

まずは、次の6つから始めると日常的な作業を進めやすくなります。

  • /help
  • /clear
  • /compact
  • /context
  • /plan
  • claude -p

慣れてきたら、繰り返している作業をSkillとして1つ登録してみましょう。作業手順を再利用できる形にすると、個人だけでなくチーム全体の効率化にもつながります。

参照:

Claude Code コマンド

Claude Code CLIリファレンス

Claude Code インタラクティブモード

Claude Code Skills

Claude Code MCP