GitHub Copilot入門
GitHub Copilotとは?基本概念をわかりやすく解説
GitHub Copilotは、GitHubが提供するAIコードアシスタントです。 VS CodeやJetBrains IDEなどのエディタに組み込み、コードを書く途中で次の行を自動提案してくれます。
一言で言えば「AIがペアプログラマーとして隣に座ってくれる」ようなツールです。 コードを書きかけると、薄いグレーで続きの候補が表示され、Tabキーを押すだけで確定できます。
2021年にリリースされて以来、世界中の開発者に使われるようになり、2026年現在は個人から大企業まで数百万人が導入しています。 GitHub社の調査では、利用者の55%が生産性の向上を実感していると報告されています。
プログラミングを始めたばかりの方でも、構文がわからないときにヒントをもらったり、コメントを書くだけでコードの雛形が生成されたりするので、学習補助ツールとしても非常に役立ちます。
GitHub Copilotでできること|主要機能を徹底解説
機能① コード補完(インライン提案)
エディタ上でコードを書いていると、AIが続きを予測してグレーで表示します。
たとえば for i in range( と入力すると、ループの全体像を自動で補完してくれます。
変数名・関数名・コメントまで幅広く対応しており、慣れてくると「次に書くべきコード」をほぼ先読みしてくれると感じるようになります。 コードだけでなく、Markdownや設定ファイルの補完も得意です。
機能② Copilot Chat(AIとの対話)
エディタ内またはブラウザ上でCopilotとチャット形式で質問できる機能です。 たとえば「このエラーの原因は?」「このコードをリファクタリングして」と日本語で入力するだけで、詳しい説明と修正案が返ってきます。
コードの意味が分からないときに「このコードを初心者向けに説明して」と頼めるので、学習ツールとして使う方法もあります。 無料プランでも月50回まで使えます。
機能③ コードレビュー・Next Edit Suggestions
2026年からGitHub上でのコードレビュー機能が強化されました。 プルリクエストを出すと、Copilotが自動でバグや改善点を指摘してくれます。
「Next Edit Suggestions」という機能では、一箇所修正するとコード全体の関連する箇所も一緒に提案してくれるので、修正漏れが格段に減ります。 たとえば関数名を変えたとき、呼び出し元すべてへの修正案がまとめて表示されます。
GitHub Copilotの使い方|初心者向けステップガイド
ステップ1:GitHubアカウントを作成する
まず github.com にアクセスして、アカウントを作成します。 すでにアカウントがある方はこのステップはスキップできます。
メールアドレスとパスワードだけで登録でき、無料プランはクレジットカード不要です。
💡 初心者向けTips GitHubは「コードを保存・共有するためのサービス」として世界中の開発者が使っているプラットフォームです。Copilotを使う前提として、GitHubアカウントが必要になります。
ステップ2:VS Codeをインストールする
code.visualstudio.com からVS Codeをダウンロードしてインストールします。 WindowsでもMacでも無料で使えます。
VS Codeは世界で最も使われているコードエディタで、日本語対応もしています。
💡 初心者向けTips VS Codeのインストール後、左側バーの「拡張機能」アイコン(四角が4つのマーク)から日本語化パックを入れると、メニューが日本語になります。
ステップ3:GitHub Copilot拡張機能をインストールする
VS Codeを開き、左サイドバーの拡張機能アイコンをクリックします。 検索ボックスに「GitHub Copilot」と入力し、発行元がGitHubの公式拡張機能を選んでインストールします。
「GitHub Copilot」と「GitHub Copilot Chat」の2つをインストールするのがおすすめです。
💡 初心者向けTips 偽の拡張機能を避けるため、必ず発行元(publisher)が「GitHub」と表示されているものを選んでください。インストール数が多い方が公式です。
ステップ4:GitHubアカウントを連携する
拡張機能をインストールすると、VS Code右下に「GitHubにサインイン」という通知が表示されます。 クリックするとブラウザが開き、GitHubアカウントでのサインインを求められます。
無料プランの方はそのままログインするだけで使い始められます。
💡 初心者向けTips 連携後、エディタの右下にCopilotアイコンが表示されれば設定完了です。アイコンが薄い場合は、無効になっているのでクリックして有効化してください。
プラン別の選び方
| プラン名 | 月額料金 | コード補完 | チャット | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| Free(無料) | $0(無料) | 月2,000回 | 月50回 | 試してみたい初心者・学生 |
| Pro | $10/月(約1,500円) | 無制限 | 無制限 | 毎日コードを書く個人開発者 |
| Pro+ | $39/月(約5,800円) | 無制限 | 無制限 | 最新AIモデルを試したい上級者 |
| Business | $19/ユーザー/月 | 無制限 | 無制限 | チームや会社での利用 |
2026年5月現在、ProとPro+の新規登録は一時停止中です。 無料プランから始めて、再開後にアップグレードするのが現時点での最善策です。
また2026年6月1日から、料金体系が「AIクレジット制」に変わる予定です。 コード補完はすべてのプランで無制限のまま変わりません。
活用シーン|こんな場面で使える
シーン① プログラミング学習中の壁突破
⛔ Before:エラーが出ても意味がわからず、調べるだけで時間が溶けていく
✅ After:Copilot Chatにエラー文を貼るだけで原因と修正方法が教えてもらえる
学習中にエラーに詰まったとき、ChatGPTに聞くよりもエディタ内で直接聞けるので、コピペの手間がなく素早く解決できます。 「なぜこのエラーが起きるか」まで教えてくれるので、理解しながら進めやすいです。
シーン② 定型コードの量産作業
⛔ Before:同じようなコードを何度も書いていて、ミスも多く疲れる
✅ After:コメントで「やること」を書くだけで雛形が生成され、確認して採用するだけ
たとえばAPIのリクエスト処理やデータベースへの書き込み処理など、パターンが決まっているコードはCopilotが得意とする分野です。 書く時間を短縮し、ロジックの設計に集中できるようになります。
シーン③ 知らない言語・フレームワークのキャッチアップ
⛔ Before:新しい言語の文法を調べながら書くので、速度が上がらない
✅ After:慣れた言語で説明するだけで、新しい言語への変換コードを提案してもらえる
JavaScriptはわかるけどPythonは苦手、という場合でも「このJSコードと同じことをPythonで書いて」と頼むことができます。 ゼロから調べる時間が大幅に減り、キャッチアップが早くなります。
山梨 AI人材の学びと実践に活かすポイント
山梨でAI人材を育てるには、機能を知るだけでなく、実際の仕事で小さく試すことが重要です。
サンプルを動かし、結果を確認し、改善する流れを繰り返すことで、AIを使って課題を解決する力が身につきます。企業内の学習や学生の実践テーマにも活用できます。
業務データや顧客情報を扱う場合は、利用規約、公開範囲、権限設定を事前に確認しましょう。
まとめ:GitHub Copilotを使うべき人・使わなくていい人
山梨 AI人材の育成では、知識だけでなく実際の課題で試す経験が重要です。
使うべき人はこちらです。 プログラミングを学習中でエラーに詰まることが多い方、毎日コードを書いていて単純作業に時間を取られている方、新しい言語やフレームワークを覚えたい方。
使わなくていい人は、コードを全く書かない方や、AIの提案を鵜呑みにしてしまいそうな初心者の方(提案が正しいとは限らないため、ある程度の判断力が必要です)。
まずは無料プランで始めてみることをおすすめします。 月2,000回のコード補完と50回のチャットは、週数回コードを書く方には十分な量です。
情報は 2026-05-27 時点のものです。 参照: https://github.com/features/copilot https://docs.github.com/en/copilot